100年羽毛のこだわり

ダウンベルトの水鳥から

羽毛の原料になるのは、厳しい寒さに耐える水鳥の羽毛のみ。

緯度の高い寒冷地や、寒暖の差の激しい地域で育った水鳥ほど、一般的にクオリティの高い羽毛が取れると言われています。それは、寒い地域で過ごす鳥は、寒さから身を守るため、より保温性の高い羽毛を纏う必要があるから。そこで、私たちは寒さが厳しい北緯48〜50度の地域「ダウンベルト」の地域を中心に厳選。
厳しい寒さに育まれた良質な羽毛のみを調達しています。

洗浄を繰り返す

時間をかけて、羽毛を徹底洗浄。

独自の羽毛用洗浄機で洗浄からスチーム、冷却までJIS規格を超える厳しい自社基準で、時間をかけて羽毛を洗い上げます。
清浄度試験では、羽毛の汚れを溶かした水を透視度計に入れて臭いの原因となるチリやホコリの量を検査。
清浄度が1,500mm以上になるまで徹底的に洗浄します。

選び抜かれた羽毛

風の力を利用して、上質な羽毛を選別。

羽毛の選別には風の力を利用します。
大きな選別機の中で風をあてると、上質な羽毛はふんわりと空気を含んで遠くへ飛び、ダウンより重い羽軸のあるフェザーは手前へ落下。このような性質を利用し、高品質の羽毛を選り分けています。

高品質をとどける

各工程で、厳しい試験を実施。

大切な羽毛ふとんを、長く安心してお使いいただくために
羽毛の膨らみを測る「ダウンパワー試験」や、洗浄が十分に行われているか調べる「清浄度試験」臭いの原因となる油脂分を調べる「油脂分率試験」などの検査を実施し、厳しい基準をクリアした羽毛だけを選別、丁寧に加工しています。

キルティング

羽毛の魅力を最大限に引き出す、キルティング。

ふっくらとしてあたたかい羽毛の特長を最大限に引き出すために、キルティングにもこだわりました。
羽毛の片寄りを防ぎ、それぞれの用途にあったキルティングを施すことで体にフィットさせ保温性を高めています。